コーンとキャベツと紫蘇のお好み焼き

コーンとキャベツと紫蘇のお好み焼きレシピ

紫蘇の天ぷらを作っている時に、天ぷらの衣が余ってしまったので、
コーンとキャベツと紫蘇を使って梅雨の薬膳料理を考えました。

梅雨は、消化系である脾胃の働きが影響を受けやすいです。
また、脾は湿気を嫌う為、働きが悪くなり、津液(体内の水分みたいなもの)の代謝が低下します。
その結果、食欲不振・胃もたれ・疲れやすい・無気力、浮腫・下痢などの症状が出てきます。
詳細は「梅雨の薬膳」のページ

そこで、脾を元気にして、体内の余分な水分を排出させる目的で考えました。

【材料】 2人分
・コーン 1/2缶
[平甘/脾胃大腸肝腎膀胱心小腸/清熱利湿・健脾益肺]
・キャベツ 2枚
[平甘/胃腎/補中益気]
・紫蘇 3枚
[温辛/肺脾/発表散寒・行気寛中]
・小麦粉 200㎖
[涼甘/心脾腎/清熱除煩・補益脾胃]
・鶏がらスープの素(or 白だし) 大匙1
・水  100㎖

【作り方】

  1. 紫蘇は千切り、キャベツ(芯も)は大きめの粗みじんにします。
  2. ボールに、コーンと①で切った紫蘇、キャベツ、小麦粉、白だし、水を入れ、混ぜます。
  3. 中火強のフライパンに油を熱し、混ざった生地を半量流し入れ、全体にのびたらフチを軽く整形し蓋をします。
  4. 1分したら中火弱にして更に3分待ちます。フライパンの上で滑るのを確認して裏返します。
  5. また蓋をして3分待ったら、出来上がりです。(紫蘇が入っているので、ポン酢がオススメです。)

お好み焼きなので、「山芋」を入れたいところですが、
梅雨の薬膳の為、「山芋」は気を補う食材ですが、「養陰助湿」の働きがあり、「湿」も補ってしまうので、入れませんでした。
脾・肺・腎の臓器の「気・陰」を養うので、養生に適しています。疲れや老化防止などの薬膳によく多用します。

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